巨大爆裂火口を有する八ヶ岳・硫黄岳へ

白樺湖を出て1時間
登山口の桜平に到着しました
車は中駐車場に止めて出発
ここから夏沢鉱泉まで
長い長い林道を歩きます
板状節理が確認できますね
八ヶ岳は火山体の集合体のような山で一時期3200mに達していた時代があり
当時富士山より高かった事が推定されています
この川の岩は火山噴出物で板状に割れる板状節理です
何かと思ったらツバメオモトでした
ユリ科ツバメオモト属の多年草
キバナスミレかコマノツメか
確認していませんがいずれかでしょう
茎に毛がありザラザラしている方がコマノツメです
苔むした森
林道をひたすら歩くと夏沢鉱泉に到着します
道幅は1m程で
クローラーの跡があります
これはオーレン小屋まで荷揚げする機械が通った跡です
たまに出会う事があります
なんとまぁヒメイチゲ(^o^)
可愛らしい花ですよね
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
オーレン小屋は硫黄岳方面と夏沢峠への道の分岐点になります
ここから右へ入り硫黄岳へ向かいます
道はオオシラビソの樹林帯となり
八ヶ岳らしい雰囲気となります
この道は斜めに尾根道を巻いてやがて稜線に出ると
峰の松目からの道と合します
写真はミネザクラ
稜線に出ると目の前が開け
横岳・主峰赤岳・阿弥陀岳が見えます
いつか赤岳に行きたいですね〜
さて硫黄岳に向かいます
あ、アレ(^^;;
何撮ったんだっけ(^◇^;)>
キバナシャクナゲ・ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属の高山性の低木
山頂部が吹き飛び馬蹄形を呈している硫黄岳
凄まじい力で吹き飛んでいます
有史以降の噴火記録はありませんが
888年に噴火して八丁平溶岩流を噴出した可能性が指摘されています
火口内を見下ろす
高度感があり
吸い込まれそうな感じがしますね
一旦横岳方面に下り
硫黄岳山荘で昼食(^o^)
ミヤマキンバイ
バラ科キジムシロ属の多年草で高山植物
オヤマノエンドウ
マメ科オヤマノエンドウ属の多年草で
茎は木化して半低木になります
阿弥陀岳の中腹にタツノオトシゴ(^^;;
八ヶ岳は古い火山です
独立峰で厳しい環境下にあり
積雪量は少ないですがかなり冷え込みます
その為ツクモグサやウルップソウ・シコタンソウのような珍しい高山植物や
八ヶ岳にしかない固有種も存在しますまたウバウルシというローキー山脈やヨーロッパ北部にの山岳地帯
八ヶ岳と隔離分布している
世界的にも貴重な種があるそうです
そういう意味では八ヶ岳は特異な植生を有する山です
この後Ameba版では
当記事の続きを掲載します

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美雪です。女装は今休止中です。山行記録、山野草・高山植物などの紹介・史跡や神社仏閣・名所などを紹介しています。登山記録も掲載しています。 女装子美雪がご案内致します。

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